理想的な保障とは

コラムをご覧のみなさまこんにちは

今日、保険会社の主催するセミナーに参加してきました。

2時間半に渡るセミナーで長かったのですが、とても為になるもので、実際にガンなどの3大疾病で治療されている方々の声なども聞くことが出来ました。

私どもの仕事をしていますと、お客様へお話しする時にどうしても資料などで見聞きした情報を基にしての、保険商品や社会保障の説明になってしまうのですが、実際に重い病気を経験された方のお話だとやはり言葉の重みを感じることが出来ます。

今日の講師の方のお話の中で印象に残ったものの一つですが、

「FPの方で、(病気で治療することになっても、健康保険の高額療養費の給付があるから自己負担は8万円強で済みます。だから保険会社の医療保険など必要ありません。)
とおっしゃっている方がいますが、その方はご自分が重い入院治療を経験していないからそんなことを口にするのです。
元気で働けている時の8万円とまともに働けなくなった時の8万円は重みがまるで違います。」

とお話しされていました。

現行の社会保障の制度も、今後どうなるかわからないですし、前から私も同じようなことは考えていましたが、お話を聞いてやはりそうなんだなと思いました。

他にはガンなどの入院もかなり短期入院になっていることは、自分のお客様で経験された方などにお話を聞いて存じていましたが、場合によっては1泊2日で退院もありえると聞いて驚きました。

ただ手術方法が高度になってきており費用は増える方向だそうです。

そんなことから、医療保険は入院限度日数は少なくても良いけど、給付日額は多めで一時金がなるべく出るような保障がこれからは良いと言えそうです。

あと医療技術が進歩してきて死亡に至らないまでも、かわりに介護状態の方が増えていくそうなので、そのような備えも必要になりそうです。

お客様へのご提案に参考にさせていただこうと思いました。

山田進介