公的介護保険の自己負担はどれ位かかる?

 前回は公的介護保険の給付の受け方をお伝えしましたが、今回は

どれ位の自己負担がかかるかのお話をしたいと思います。
 
 介護保険の認定は、要支援1~2 、要介護1~5の7段階に分かれ

下記の様に自己負担があります。(居宅サービスの場合) 
 
  要支援1  49,700円(月の利用限度額) 4,970円(月の自己負担額)
  要支援2 104,000円             10,400円 
  要介護1 165,800円             16,580円 
  要介護2 194,800円             19,480円
  要介護3 267,500円             26,750円
  要介護4 306,000円             30,600円
  要介護5 358,300円             35,800円

 しかし、要介護度が重ければ重いほど利用限度が増え、必ずしも上記の
範囲では収まらない事もあります。

 では、限度額がオーバーしたらどうなるのでしょう・・・

 そう、全額自己負担になります。

 例えば、ヘルパーさんの訪問回数を増やしたり、お風呂には毎日入りたい

との事で、デイサービスの利用回数を増やしたりすれば利用限度額を超える

事もあります。

 また、食事をとどけてもらう「配食サービス」や、車いすのまま乗れる

介護タクシーを利用する「移送サービス」などは全額自己負担となります。

 ご自宅内で介護状態になった人を面倒みる人がいればいいのですが

ご夫婦で共働きだったりすれば当然ヘルパーさんを頼んだり、場合に

よっては施設を含めた外部のサービスを利用しなければなりません。

そうなるとご家族の肉体的、精神的負担は軽減できますが、その分経済的

な負担はおおきくなります。

 働いていて収入がある時はまだしも、年金生活になってこの様な事態に

なったら本当に困りますよね・・・

 実際、苦労されている方々がいる現実があります。

 できればこれを機会にご家族で万一の事態に備えてお話しをされてみては

いかがでしょうか?
 
 何かあればいつでも当店にお声掛け下さい。

 介護保険、学資保険、その他保険の見直し、保険の相談は

 静岡、清水、草薙の
 株式会社 リスクマネジメント(長崎店)
 保険ウェリナ静岡(草薙店)       http://www.rm0906.com/