なめてはいけない、自転車事故

私の住んでいます「静岡」の天気は、小雨で雪こそ降っていませんが
かなり寒いです。
この三連休(暦では)は太平洋側の地域でも雪が降るようで早く春が
来るのが待ちどおしいです・・・
 普段、通勤や私用で自転車を使っている方などはかなり辛いですね。

 今日は、その「自転車」の事故に関わるお話ですが、一般的には
自転車は歩道を走行できないことは皆さん比較的知っている方が多い
と思いますが、歩行者が歩道上で自転車と接触事故を起こした場合
歩行者には責任は無く、全責任は自転車にあると言う事を知っていますか?

 2010年の判例でこの様な判決が出ています。
よく、事故を起こすと、「過失割合」といって加害者、被害者に対して50:50
とか、70:30や80:20といった具合に責任の割合で賠償金の支払額が
決まりますが、上記のケースでは事故の状況に関わりなく、自転車の過失
100%(歩行者0%)という事です。

 自転車なら大事に至らない・・・と思っていたら大間違いで自転車同士、
自転車と歩行者との事故でも死亡事故になるケースも実際にあります。

 団体は別にして、昔は個人用の「自転車保険」がありましたが、今は
個人用の自転車保険の取扱いをしている保険会社は、かなり少なくなって
きていると思います。

 その代わり、今では自動車保険や火災保険の特約で賠償やご自身の
ケガの補償、そして弁護士費用といった補償が割安な保険料で付保できます。

 気になる方はまたご相談くださいね。

  ㈱リスクマネジメント 岩辺 博之 http://www.rm0906.com/